お酒を飲めなくてもキャバクラで働けるって本当?

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キャバクラといえば、お酒をたくさん飲んでいるイメージが強いかもしれません。 「お酒は体質的に合わなくて、まったく飲めない!やっぱりキャバクラでは働けないよね…?」とあきらめてしまってはいませんか?
実は、お酒の飲めないキャストもたくさんいるんですよ!

大切なことは「お客様を楽しませること」

強引にお酒を飲ませようとするお客様は、あまりいらっしゃいません。むしろ「お酒が苦手なキャストは、かわいくて好き」というお客様がいるほどです。お店でもキャストに無理をしてほしくないので、ほとんどのお店ではノンアルコール・カクテルや、お酒と同じ見た目のジュースなどを用意しています。
大切なことは、お酒が飲めるか否かではなく、「お客様に、いかに楽しい時間を過ごしてもらうのか」ということです。無理にお酒を飲んで、上手に会話できなくなったり、仕事をこなせなくなったりしては元も子もありません。

お酒が飲めないからこそできる接客術

お酒が飲めないと、場がしらけたり、盛り上がりに欠けたりすることがあると、デメリットばかり感じてしまうかもしれません。しかし、実際はデメリットばかりではありません。お酒が飲めないからこそ、お酒を飲んでいるお客様に楽しんでもらえる接客術があるのです。
ポイントは2つ。お酒を飲んでいないからこそできる冷静な行動と、お酒を飲んでいない状態をカバーするテンションです。

●上手な聞き役に徹する
お酒を飲むと、いつも以上におしゃべりになるものです。反対に、酔っていると集中して人の話を聞けなくなってしまう人も珍しくありません。楽しく話したいときに、きちんと話を聞いてくれる人がいるとうれしいですよね。
冷静だからこそ、お客様のお話に上手にリアクションを取ることもできます。一生懸命に話をしているときに、笑顔できちんと自分の話を聞いてくれる子がいるとお客様も喜んでくれるものです。お酒が飲めない代わりに上手な聞き役になるのも、お客様に喜んでもらう接客方法のひとつです。

●さりげない気配りでアピール
お酒を飲んでいない分、冷静にテーブルの状況を把握できるのは、ひとつのアドバンテージです。盛り上げ役にはなれなくても、気配りができるとお客様に喜んでもらえます。
例えば、グラスが空になりそうな人がいたら追加の飲み物をさりげなく聞いてあげたり、端に置いてこぼしそうなグラスを、そっと奥に引いてあげたり…。いつもやっているような、ちょっとした気づかいでOKです。アピールしようと一生懸命やろうとすると、押しつけがましい感じが出てしまいます。気づかいは、さりげなく行うのがポイントです。盛り上がっているときは、近くまで行って小声で聞くなど、雰囲気を壊さないように気を配ると良いでしょう。

●テンションと笑顔は普段の倍を意識!
冷静さだけでは取り戻せないのが、お酒の席のテンション。テンションが違うと、互いに気を使ってしまうものです。気まずくならないためにも、テンションは普段の倍で、お酒を飲んでいる人よりも高くなるように心がけると良いでしょう。
「1人だけ冷静な子がいるのが嫌」というお客様もいらっしゃいます。テーブルの雰囲気に合わせてテンションは高めに、笑顔は絶やさずに接客できるとベストです!
お客様から飲むようすすめられた場合、「あまり飲めないんです」と正直に伝えると、たいていのお客様はそれ以上すすめることはありません。強気なお客様の場合は、「お薬を飲んでいるからダメなんです、ごめんなさい」と本当に申し訳ない気持ちで伝えると効果的です。
「場の雰囲気を盛り下げたくない」「どうしても飲まなければならない」という場合があったら、カクテルに見えるように注いだジュースやノンアルコール・カクテルを作ってもらうなど、お店の人と協力して切り抜けていきましょう。 お客様は楽しいコミュニケーションを求めているものです。お酒を目的に来ているわけではありません。無理をせず、お店と相談しながら、自分に合った接客方法でお客様に喜んでもらいましょう!

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